~安心の最新設備~インプラント学会専修医による
「安全・確実」なインプラント治療

「インプラントって、リスクがある治療なんでしょ?」
「なんだか高いイメージしかないけど、実際はどういう治療なの?」
「インプラントに興味あるけど、実際どんな歯医者さんに相談すればよいかわからない」

このように、お悩みの方がいらっしゃいませんか?
近年では、インプラント治療も多くの歯科医院で可能になっており、世間への認知度も上がってきている事と思います。
ただし、それと同時に、マスコミの報道などにより「インプラント治療=高い・怖い・歯医者のお金儲け」などというイメージを持たれている方も少なからずいらっしゃると思います。

インプラントは危ない治療なの?

患者様から時々、このような質問を受けることがあります。ですが、これは全くの誤解です。実は世界的に見ても、インプラント治療は「安全性が高い治療」と言われております。ですがなぜ、日本ではそのようなイメージになってしまったのか?それは、インプラント治療が「全員に適している治療ではないから」です。一般的には、ご自身の歯を失ってしまった場合、ベストな治療はインプラントであることがほとんどです。しかし、患者様のお口の状態やあごの骨の状態から、インプラント治療を行う事が難しいケースもあるのです。
インプラントはあごの骨に埋め込む治療です。ですから、あごの骨の状態が非常に重要になってくるのです。
ほとんどの歯科医院では、インプラント治療が難しい場合は、患者様に理由を説明し、行ないません。しかしながら、ごく一部の「売上」を優先してしまっている歯科医院では、インプラント治療が最適でない場合でも、インプラントを勧めてしまっているのです。そのような歯科医院がマスコミで取り出され、結果として「インプラント=金儲け」という世間のイメージが横行してしまっているのです。

インプラント治療にいて重要なのは『安全性』

大井町駅前歯科クリニックでは、インプラント治療において「安全性」を最も心掛けております。先ほどもお伝えしたように、インプラント治療はすべての患者様にベストな治療というわけではありません。その患者様にとってベストな治療は何か?という事を判断するためには、正確な診査・診断が重要になってまいります。
当院では、正確な診査・診断を行っておりますので、今までインプラントの成功率は100%です。なぜならば、少しでもリスクがあると判断した患者様にはインプラント治療をオススメしないからです。インプラント治療は簡単な治療ではありませんし、一度インプラントを埋め込んだ後に、やり直しという事は出来ません。ですから、専門的な経験や知識も必要になってくるのです。

インプラント学会専修医による確実な治療

近年では多くの歯科医院でインプラント治療を受けることが容易になりました。しかしながら、多くの患者様から「どこの歯医者さんでインプラントを相談したらいいの?」とよくお伺い致します。もしあなたが、インプラント治療を検討しているのであれば、インプラント治療のより深い知識と経験がある歯科医院で相談されることをオススメ致します。
大井町駅前歯科クリニックでは、全国約10万人いるなかでの、1%未満である専修医を取得しております。その為、幅広いインプラント治療における経験を積んでおりますので、安心して治療を受けることが出来ます。
使用する前の麻酔液を麻酔液専用ウォーマーで人肌に温め、体温との差を少なくすることで麻酔時の痛みを軽減します。


pros & cons大井町駅前歯科クリニックの
インプラント治療の3つのこだわりとは?

歯科用CT・シミュレーションシステムなどの最新機器による確実な診断

インプラント治療において重要な事は、あごの骨の状態から、インプラント治療が適応となるのか否か、という事を正確に判断する事です。しかし、当たり前ですがあごの骨の状態を、肉眼で確認することは出来ません。多くの歯科医院では、レントゲン写真だけで判断をしている所が多くありますが、残念ながらレントゲン写真だけでは不十分です。より確実に診断するために、当院では「歯科用CT」を導入しております。歯科用CTを導入している歯科医院は少なく、全国7万軒近く存在するなかでもわずか5%ほどだと言われております。より安全なインプラント治療をするためにも、当院では最新器材である、歯科用CTを導入しております。

 また、CT画像はあごの骨の断面図のみしか撮影することが出来ないので、より確実に安全なインプラント治療を行うために、当院では「インプラント手術シミュレーションシステム」を導入しております。このシミュレーションシステムを導入することにより、立体的にあごの骨の状態を把握することが出来るため、より確実にインプラント治療をしても問題がないかどうか、という事を判断することが出来るのです。インプラントと一言で言っても、患者様のあごの骨の状態によって長さが異なるものを埋め込みます。このシミュレーションシステムを使用することにより、どの長さのインプラントを使用することがベストなのか、という事も把握することが出来るのです。


豊富な実績と高い成功率のインプラントを使用

世界には、様々な形状や材料で作られたインプラントが存在し、その数は100種類以上あると言われているのです。インプラント本体の種類も値段も様々。

中には非常に安価なインプラントを使用している歯科医院も珍しくありません。1本8万円~などと打ち出している歯科医院さんは、そもそも非常に安価なインプラントを使用しているのです。

大井町駅前歯科クリニックのインプラント治療は何よりも「安全性」を第一に考えております。安価なインプラントが決して悪いという事ではなく、豊富な実績のあるメーカーのインプラントを使用した方が、より確実に安全な治療を行う事が出来るのです。

当院では、インプラントメーカーでもTOPシェアを誇る、ストローマンとノーベルバイオケアのインプラントを使用しております。最も安全性の高いインプラントメーカーという事ももちろんですが、当院がそのインプラントを使用するのはそれだけの理由ではありません。インプラントは埋入したら終わりという事ではありません。むしろその後のケアが非常に重要なのです。

インプラントも歯周病になるの!?

実はインプラントもそのままケアを怠ると、インプラント歯周炎と呼ばれるように、インプラントを埋入した箇所が歯周病になってしまうのです。当院にずっとご来院頂ければ、プロフェッショナルケアを歯科衛生士から行う事が出来るのですが、もしもその患者様が他の地域に引っ越しをしなければならなくなった場合、全く知らないインプラントメーカーのインプラントを埋入していたら、ケアの仕方がわからずに放置・・・などという事も考えられるのです。患者様がいつまでもお口の健康を保つ為に、当院に限らず、他院に行かれたとしてもお口の健康を保ってほしい、という考えから、安心できるインプラントを使用しております。


歯科衛生士による豊富なプロフェッショナルケア

先ほどもお伝えしたように、インプラントは埋め込んでおしまいという事ではなく、その後のケアによってどれだけ長持ちするのか、という事が変わってくるのです。せっかくインプラント治療を行ったにもかかわらず、全くケアをせずに数年でインプラントがダメになってしまう、という事も少なくなりません。

当院ではそのようなことがないよう、経験豊富な歯科衛生士がその後のケアを責任持って担当致します。

ケアと言っても患者様の口腔内の状況は千差万別です。その患者様に合ったケアを行い、患者様のお口の健康を長く保てるサポートを行っていきます。

このように、当院では安全性を第一に考えたインプラント治療を行っております。もしも当院でも難しい場合には、近隣の医療施設とも連携をはかっております。

インプラント治療について相談してみたいという方は是非一度お気軽にご相談されることをオススメ致します。


STEP1
カウンセリング

失った歯の数やインプラントを埋め込む骨の量、質、位置などを把握し、インプラントを入れる歯の数や治療計画を立てます。

STEP2
インプラントを埋め込む手術

ドリルなどの専門器具を用い、実際にインプラントを埋め込みます。

STEP3
治療期間

1次手術後2~4か月ほど経つと、インプラントと骨が強く結合します。

STEP4
歯肉を開く手術

結合したら、人工の歯を取り付ける準備をします。

STEP5
人工の歯を製作・装着します

型を取って人工の歯を作ります。患者さん一人ひとりに合わせた形や色で製作した被せ物を取り付けます。


pros & consお支払いについて

当院では、現金によるお支払いのほかに、デンタルローン、各種クレジットもご用意しております。
※デンタルローン、クレジットカードは、自由診療のみご利用いただけます。詳しくはスタッフまでお気軽にご相談下さい。


pros & cons保証について

当院では、皆様により安心してインプラントをご利用していただけるよう、治療終了後最長10年間の無償保証をお約束しております。

インプラントは純チタン製ですので、腐蝕したり欠損することはほとんどありませんが、 万が一、埋入したインプラントに支障が生じた場合、すべて無償で再治療を行います。

※本保証は、年に1度の定期検診を受ける全ての方が対象となります。

(お口の状態をよりベストに保つために定期検診はとても大切です。最低でも年に1度は必ずお受けください。)

【保証の対象とならない場合】

1.患者さんの重大な不注意や不慮の事故など、明らかに当院の責任ではない場合
2.治療終了後、全く予期しない口腔状態の変化が生じた場合
3.当院の指示に従わず使用した場合
4.年に1度の定期検診を受けていただけなかった場合(当院では、最低年に1度の定期検診をお願いしております。)
※「保証対象とならない場合」に該当する場合は、保証期間内であったとしても、いかなる修理や再作製、再装着などの費用は有料となりますのでご注意下さい。


pros & cons医療費控除について

医療費控除は納税者ご自身やご家族のために支払った医療費が、年間10万円を超えた場合、申告をすると税金の一部が還付される制度です。

歯科治療の場合は、保険適用の治療費以外にも、インプラントや矯正治療などの保険適用外の治療費も含まれます。

領収書は再発行はできませんので、大切に保管をお願いいたします。


FAQインプラントについてよくある質問

インプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。
医療機器では、心臓のペースメーカー、人工関節、美容成形の目的で体内に埋め込むシリコン材料等は、いずれもインプラントです。
歯を失った場合に、顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの一つです。正確には歯科インプラント(デンタルインプラント)と呼称されます。一般的には、歯科インプラントの意味で「インプラント」という言葉が用いられることが多いです。

インプラントの歴史はとても古いのです。
紀元3世紀頃のヨーロッパのローマ時代では、上顎に鉄製のインプラントが埋まっている人骨が発見されています。紀元7世紀頃の中南米では、下顎に貝で作られたインプラントが埋まっている人骨が発見されています。
1952年に金属のチタンを骨の中に埋めると骨と結合する現象が発見され、1965年にスクリュー形状(ネジのような形状)のチタン製のインプラントの臨床応用が開始され、1980年代からインプラントには様々な改良が加えられ、臨床成績がさらに向上しています。

歯を失う原因には、虫歯や歯周病、破折などによって歯を失うことがあります。また、先天的に歯が無い場合があります。そのような歯が無い部位の顎の骨にインプラントを埋め、人工歯を付ける治療方法がインプラント治療です。

インプラント材料は、咬合力に耐えられる強度があり、生体親和性が高いチタンあるいはチタン合金が使用されています。インプラントと骨との結合を促進するためにインプラント表面を様々に改変したインプラントが多く用いられています。

骨の中に埋める部分をインプラント体、インプラント体と人工歯の間の部分をアバットメントと呼びます。
アバットメントはスクリューでインプラント体に固定されています。
アバットメントの上に人工歯が付きます。
人工歯が外れないように、セメントやスクリューでインプラント体と固定します。
セメントあるいはスクリューで人工歯を付けた場合、患者さん自身で人工歯を外すことは不可能です。

歯が無くなった場合、咬めない、喋りにくい、みっともないといった不具合が起きます。
その不具合の解決方法として、
①取り外し可能な入れ歯による治療
②前後の歯を削るブリッジによる治療
③人工歯根を作るインプラントによる治療
が考えられます。 
それぞれの治療法には利点と欠点があります。どの治療方法を選択するかは、慎重に決める必要があります。

インプラントは、本当の歯のような噛み心地、機能回復が期待できます。会話や食事の際は天然歯に劣らず快適に過ごす事ができます。
入れ歯は、いわゆる取り外し式のバネのかかったもので、欠損した部分の両横や反対側の残った歯にバネをかけて維持するものです。

インプラントは、歯の根っこも残っていない場合にインプラント体を歯槽骨に埋め込むことによって、人工歯根を作る治療です。
さし歯とは、天然歯の根っこがなんとか残っている場合に、そこに土台(コア)をさして、人工歯を被せるものです。

インプラント治療の利点は、人工歯をしっかりと固定できることです。インプラント治療においては、残っている歯を削ったり、残っている歯に安定させるための装置を付けたりすることはしません。残っている歯に負担をかけずに治療をおこなうことができます。

インプラント治療の欠点は、インプラントを埋入するための手術を受ける必要があるため、全身状態が良くない場合には適用が難しいこと、治療期間が長いこと、治療費が高額であることがあります。
インプラントは骨に結合するのですが、粘膜との結合が強くないため、天然の歯に比較すると感染に弱いことも欠点です。さらに、インプラント埋入予定部位に骨が十分に存在しない場合、治療が困難であることも欠点です。

インプラント治療には1回法と2回法の二つの方法があります。
1回法は、インプラントを顎の骨に埋めた直後に、インプラントの一部、あるいはインプラントの上部に付けた部品が粘膜の上に露出します。一定期間(下の顎では2-3カ月程度、上の顎では4-6カ月程度)を経た後に、型を採って人工歯の作成をおこないます。
2回法は、インプラントを顎の骨に埋めた後に、その上を粘膜で完全に覆います。 一定期間(下の顎では2-3ヶ月程度、上の顎では4-6ヶ月程度)を経た後に、インプラント上部の粘膜を切開して(2回目の手術)、その上に部品を付け、1回法と同様に人工歯の作成をおこないます。
インプラントを顎の骨に埋入した後に、インプラントが骨としっかりと結合するためには一定の期間が必要です。 インプラントを埋入してからインプラントが骨と結合するまでの期間は、インプラント埋入部の骨の状態や使用したインプラントによって異なります。
したがって、インプラントを埋入してから、人工歯を付けるまでの期間は個々の症例において判断されています。

インプラント治療は、手術を伴う治療であると同時に治療終了後も十分なケアが必要です。
高血圧症や心臓疾患等の循環器系疾患、喘息等の呼吸器系疾患、糖尿病や骨粗鬆症等の疾患、腎臓や肝臓の機能障害がある場合には注意が必要です。
現在服用されている薬によっては、インプラント治療が適さないこともあります。
また、インプラント埋入予定部位に充分な骨が存在しない場合には、骨を造るための手術をおこなうことで、インプラント治療をおこなうことは可能ですが患者さんの負担が増加します。
歯周病や喫煙される患者さんにおいては、治療後のインプラントの残存率(寿命)が低くなります。歯周病の場合は歯周病の治療を優先しておこない、喫煙されている場合は減煙あるいは禁煙してから、インプラント治療を受けることをお勧めします。

上顎の場合は、上顎に上顎洞(副鼻腔)という空洞があります。この上顎洞は歯が無くなると空洞が大きくなり、顎の骨が薄くなります。
そのような場合にはソケットリフトやサイナスリフト等の骨造成治療といった方法で上顎洞をリフトアップして骨を再生する手術を行います。
それによりインプラントを埋入するのに充分な骨の厚みを獲得することが出来ます。

顎の成長が止まっていない年齢ではインプラント治療を行いません。個人差はありますが、18歳以降を目安にインプラント治療を行います。
高齢の方の場合、年齢制限はありませんが、インプラント治療のリスクとなる全身疾患がないこと、メンテナンスを継続して行えることが必要となります。

歯周病に罹患している患者さんにおいては、治療後のインプラントの残存率(寿命)が低いことが報告されています。 歯周病に罹患している場合は、歯周病の治療をおこなってから、インプラント治療をおこなうことをお勧めします。

インプラント治療は保険適用ではありませんので、保険の効くブリッジや入れ歯に比べると高額となります。使用するインプラントメーカーや症例の難易度(骨造成治療の有無など)によって治療費は異なります。当医院では、3DーCT撮影、事前の精密検査、手術料、局所麻酔、2次手術、仮歯、最終的な人工歯など全て含め、1本450,000円~(税抜)が治療費の目安です。
詳細な費用については診査診断し、治療計画を立てた後に決定します。
※支払い方法に関しては、院内のデンタルローンや各種クレジットカード決済がご利用いただけます。

インプラントを埋入する部分の状態(骨の硬さ、量、形態)や埋入する場所、そしてその方の口腔内全体の状況によっても異なりますが、通常インプラントを埋め込む手術をしてから4か月~1年の期間かかります。
インプラントが骨と結合するまでの期間は、治療部位の骨の質、使用するインプラントの種類、全身の健康状態などにより異なります。その後、仮歯を使用する期間は、治療部位やインプラントの本数など症例により異なります。仮歯の使用が問題なければ、最終的な人工歯を装着します。

術後に腫れたり、アザができたりすることがありますが、身体を激しく動かす職業ではない場合、翌日から会社や学校に行くことは可能です。

インプラントの治療は、インプラント埋め手術→人工歯の作成と装着→メインテナンスの流れで治療していきます。インプラント治療においては、インプラントを顎の骨に埋入する手術(インプラント埋入手術)を行います。
基本的なインプラント治療は、インプラント埋入手術とインプラントの上部の粘膜を切開する手術の2回の手術が必要です。インプラント埋入した後、一定期間を経て、型を採ってインプラントの上に付ける人工歯の作成をおこない、人工歯を装着します。
インプラント治療が終了した後、定期的にメンテナンスを行い、インプラント治療を受けた部位を含めて問題が無いかを診ていきます。 治療を受けた部位に何も不具合が無い場合も、定期的に通院して診てもらうこと(メインテナンス)は、治療した状態を長期良好に維持するために大変重要です。

CTを撮影することで、上顎、下顎の骨の3次元的構造、骨の内部にある神経や血管の走行、さらにインプラント埋入予定部位の周囲の組織の状況が明らかになります。CTを撮影することで、顎の3次元的な解析が可能ですので、より安全で確実なインプラント治療に繋がることは確かです。

インプラント埋入手術の際には、歯を抜いたり歯を削ったりする時に使用する局所麻酔を使用します。
麻酔効果は一定時間しか持続しませんので、手術後には鎮痛薬(痛み止め)を服用していただきます。
手術後は麻酔が切れた時に多少の痛みや腫れが起こることはあります。術後の痛みは症例によって異なります。痛みの感じ方の個人差もありますが、処方された痛み止めを用いることによって解決できる程度の方が多いようです。
また手術時間が長い場合でも、麻酔医による静脈内鎮静法を用いることで、よりリラックスして手術を受けることができます。

インプラント埋入手術後、インプラントの周辺が腫れます。腫れる程度は手術の状況によりことなりますが、次第に腫れは引きますので心配はいりません。 また手術部位に関連して内出血が起きて顔の一部が紫色になることがありますが、徐々に落ち着いていきます。

インプラントは骨としっかりと結合しますが、天然歯と比較すると粘膜との結合が弱いため、感染し易い欠点があります。したがって、歯ブラシやその他の器具を用いた患者さん自身による毎日の口腔清掃が極めて重要です。
治療後の良好な状態を長期維持するためには、定期的な経過観察(メインテナンス)が欠かせません。 患者さん自身による口腔清掃が十分でない場合あるいはまた1~4ヶ月の定期的なメインテナンスがおこなわれない場合、問題が起きる可能性が高くなります。

顎の骨に埋入された直後のインプラントは非常にデリケートです。手や足を骨折した直後と同じように回復するため、手や足もギブスなどで動かないようにしっかりと固定するのと同様に顎の骨に埋入されたインプラントには力や負担をかけないことが大切です。
また、お口の中を清潔にして感染に注意して頂くこともインプラントがしっかりと骨と結合するために重要なことです。手術当日は麻酔の効果や多少の腫れなどからお食事がしにくいかと思いますが、手術部位と反対側の歯で噛んで頂くか、なるべくやわらかい物、スープなどで栄養はしっかりと摂取して下さい。激しい運動などを除けば、日常生活は普段通りで特に問題ありません。

治療後の良好な状態を長期維持するためには、1~4ヶ月間隔の定期的な経過観察(メインテナンス)が極めて重要です。 インプラント治療後に起きる問題を未然に防止するため、あるいは問題が起きても早期に解決するためには、メインテナンスが重要であることをご理解ください。

人工歯の破折(人工歯の一部が欠けること)や人工歯の脱落が起きることがあります。
人工歯を固定しているスクリューやアバットメント(インプラントと人工歯の間の部品)を固定しているスクリューの緩みが起きることがあります。
インプラント周囲の感染(インプラント周囲粘膜炎あるいはインプラント周囲炎)が起きることがあります。
これらの問題を予防するためには、患者さん自身がおこなう日常の口腔清掃が重要です。 さらに、患者さん自身が治療部位を含めて日頃から口腔内の状況に関心を持ち、治療後の経過が順調な場合も、1~4ヶ月間隔の定期的な経過観察(メインテナンス)を受けることを忘れないでください。

チタンあるいはチタン合金のインプラントを用いてインプラント治療を受けた場合、そのインプラントがMRIによる画像診断に影響を及ぼすことはありません。しかし、インプラントの上部に磁石が付いた構造物が装着されている場合には、MRIの画像が乱れることがあるので注意が必要です。また、チタンのインプラントが埋まっていることによって、CTによる画像診断が影響されることもあります。

仮歯を入れることは可能です。しかしながら骨移植が必要な場合には、局部に圧力をかけたりするのは、しばらく控えたほうがいいこともあります。

骨粗鬆症に罹患していると骨密度が低下しますが、インプラント治療への影響は少ないと報告されており、骨粗鬆症でもインプラント治療は可能です。しかし、骨粗鬆症の治療のため服用している薬剤の種類(ビスフォスフォネート製剤)、用量および服用期間によっては、インプラントと骨の結合に影響し、治療の成功率が下がる可能性があります。

インプラント治療には、ブリッジや入れ歯にはないメリットがたくさんありますが、あらかじめ知っておくべき注意点があります。手術が必要であること、費用がかかること、治療期間が長いことなどが挙げられます。
また、歯が1本欠損している症例からすべて欠損している症例までインプラント治療の適応になりますが、患者さんの口の中の状態および全身の健康状態によって難易度が異なります。

インプラントに関わらず、どのような手術には必ず予測しえない不測の事態が起こりうることは想定しなければなりません。しかしリスクを回避するためには、やはり事前の徹底した検査と診査・診断が必要です。下顎や唇に麻痺が起こるのは、顎の中を通っている神経を傷つけてしまった場合などに起こりますが、そうならないよう手術前の各種レントゲン診査(デンタル・パノラマ・CTスキャン)を行い細部にわたる血管や神経の位置、骨の状態などを確認します。そして、コンピューターによる正確な手術前シミュレーションを行い、さらにコンピューター上でシミュレートされた位置に正確にインプラントを埋入するための外科用のマーカーも作ります。このように、エラーを防ぐための転ばぬ先の杖を何重も施し手術に臨んで頂きたいと思います。

インプラントの寿命は、口腔ケアやメンテナンスの状況、埋入されたインプラントの長さや形態、その人の骨量、咬み合せの状態などでだいぶ個人差があり難しいとは思いますが、一般的には10年残存率は現在90%を超えているようです。治療後に、1~4ヶ月間隔の定期検診(メンテナンス)をうけること、日々のケアをしっかりすること、禁煙する事、丈夫な骨を維持するために栄養や適度な運動を心がけることなどが大切です。
しかし、治療後のメンテナンスを十分に行わなければ、インプラント周囲炎などのトラブルが発生することがあります。インプラントのみでなく、口の中全体の口腔清掃をしっかりと行い、インプラント周囲炎を予防することが大切です。 インプラントの上に装着する人工歯(上部構造)については、天然歯の詰め物・被せ物と同様に欠けたり外れたりすることがあります。また天然歯と違い、インプラントの人工歯はアバットメントを介してインプラントにネジ止めされていますが、このネジが緩むことがあります。定期的に検診を受け、咬み合わせやネジの緩みをチェックし、トラブルを予防することが大切です。

再治療は可能ですがインプラント周囲炎の場合は再治療が複雑になるケースもあります。
インプラントは骨と結合しているインプラント体と人工歯を接続するアバットメント、そして歯冠部の被せ物から構成されます。上部構造とよばれる被せ物やアバットメントなどが何らかの理由で壊れてしまった場合などには天然歯の被せ物や土台などと同様に作りかえが可能です。
しかし、インプラント周囲の歯肉の溝から細菌が侵入し徐々に炎症が拡大すると歯周病と同様の症状を呈する「インプラント周囲炎」が起こった場合は、歯肉の腫れや痛みがみられるようになり、やがて炎症が周囲の骨に及ぶようになればインプラントと骨の結合は断たれ、天然歯同様インプラントもグラつくようになります。
インプラントが維持されることが困難な状況にまで重症化した場合にはインプラの再手術を行う場合もあります。しかし、そこまで、症状が進行しないように、定期メンテナンスでしっかりと炎症のコントロールをしていけば、10年、20年、30年と長期にわたってインプラントを使用して頂けることは十分に可能です。

当院は定められた資格条件に基づき、引き受け保障会社である「ガイドデント」の認定を受けています。ガイドデントが認定した歯科医師によってインプラント治療が完了した時点で、患者様に任意で保証契約をしていただくことができます。

禁煙は強く推奨されます。タバコは創傷治癒を遅らせ、長期的に見れば症状を悪化させる恐れがあります。

日本で使用されているインプラントのほとんどはチタンでできています。チタンは生体との親和性が良く、アレルギーを起こしにくい材料です。しかし、重度の金属アレルギーの既往のある方や心配な方は、一度金属アレルギー検査でチタンに対するアレルギー反応を調べてみることをおすすめします。

インプラントは縦の力には非常に強いのですが、歯ぎしりのように横に動かされる力が強くかかった場合などには破損してしまう恐れがあります。歯ぎしりが強い場合には、就寝時にナイトガードを装着して頂いております。

ご家庭でのインプラントのケアは通常自分の歯を磨くのと同じと考えて頂いてよいかと思います。できれば自分の歯にも使うように糸ようじや歯間ブラシなどの補助器具を使っていただくことをおすすめします。
もし寝たきりになってしまった場合でも介護者にケアの方法はご指導させて頂きますし、十分にできる範囲のことかと思います。当院では、訪問歯科も行っているため、定期メンテナンスにいらっしゃれなくなっても、訪問ケアをご利用ください。
インプラントが適正に機能した場合、しっかり噛める、何でもおいしく食べられるといった点から老化を防止することにつながり寝たきりになる可能性も格段に少なくなるはずです。

Ask usお気軽にご相談してみませんか?

大井町駅前歯科クリニックでは、インプラントの無料相談を行っています。
治療に関するお悩みや不安など、お聞かせください。