「食育」をご存じですか?

皆さんこんにちは。東京都品川区大井町にある大井町駅前歯科クリニック院長の大倉です。

皆さん「食育」という言葉を聞いたことはありますか?

最近は新聞や雑誌、テレビでも「食育」について取り上げられることが多くなりました。
政府も食育推進会議をつくり、「食育」への取り組みについていろいろ検討しています。
では、「食育」とはいったいどのようなことなのでしょうか。

食育とは、心身の健康と豊かな人間形成にとって「食」がいかに重要であるかを理解し、
どのようにしたら食生活を豊かにできるのかを考え、そしてそれを実践できる人を育てることです。
つまり、食育は教育や医療、栄養や調理の専門家だけでなく、
私たちすべてが取り組むべき問題だと言えます。
なぜ今、食育が重要な問題として取り上げられ、食育基本法という法律まで制定されるようになったのでしょうか。

昭和の終わりごろから平成にかけて、日本人の食生活は大きく変貌しました。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアには調理された食品が豊富に並ぶようになり、
ファストフード店が日本全国に展開し、メニューも味も統一されているため、
いつでも欲しいものを買って食べることができるようになりました。
勉強や習い事に追われる子どもたち、
仕事や社会生活に忙しくゆったりと食事することができない大人が、
このような便利な食べ物を選ぶのは自然なことだと思います。

ところが、便利さの代償として私たちが失いかけているもの、
実はそれは心身の健康にとても大切なものだということが近年わかってきました。
私たちの日常から伝統に根ざした食文化が消えていくことと平行して、
肥満や生活習慣病の問題が浮上してきました。
また、若年者から高齢者までのすべての世代で、いわゆる「キレやすい」人達が増え、
極端な場合には衝動的犯罪のきっかけにもなっています。
「キレる」ことに食生活の乱れが直接かかわっているという根拠はまだ不十分ですが、
栄養がいつも偏っていたり、みんなで楽しく食事をする機会がほとんどない状況が続けば、
精神が不安定になることもあるでしょう。

バランスの取れた食事をおいしく食べるためには、噛む力が重要です。
歯並びに問題があったり、むし歯や歯周病にかかっているとしっかり噛もうとしてもうまくいきません。
食育を進めるためには、食材や調理方法を見直すことに加え、
しっかりと役割を果たすことができるよう、口の中の環境を整える必要があるのです。

当院では歯科衛生士による歯のクリーニングを担当制で行っております。
担当の歯科衛生士が定期的に、皆さんの口腔状態を衛生に保ち、
治療の必要があるところは歯科医師が丁寧に治療いたしますので、
安心してご来院ください。

みなさまのご来院を心よりお待ちしております。