老後「歯」で後悔しないために

皆さんこんにちは。東京都品川区大井町にある大井町駅前歯科クリニック院長の大倉です。

 

皆さんは、いつ歯医者さんに行きましたか?

 

3~4ヶ月の定期的に歯の検診を受けていますか?

それとも、むし歯や痛くなったら歯科医院に訪れますか?

 

2019年の雑誌PRESIDENTより、

シニア世代(55歳から74歳の男女)1000人を対象に、
「今何を後悔していますか」と尋ねるアンケートを行ったところ、

 

健康の後悔トップ5

1位 歯の定期検診を受ければよかった

2位 スポーツなどで体を鍛えればよかった

3位 日頃からよく歩けばよかった

4位 腹八分目を守り、暴飲暴食をしなければよかった

5位 タバコをやめればよかった

 

健康面では運動不足や食事の不摂生、毛髪の手入れ不足などを上回り、
『歯の定期検診を受ければよかった』がトップになりました。

「もっと歯を大切にすればよかった」と思わせる現象が、この年代に入ると起こるのです。

歯周病という感染症の症状は、全身の病気を引き起こす寿命に関係する怖い兆候です。
では、なぜ歯周病菌が全身の病気を引き起こすのでしょうか?

歯肉に腫れが起こると、体はリンパ球や白血球を集結させて炎症を抑えようとします。
このとき、歯肉にはリンパ球を送り込むための新しい血管がつくられます。
この血管の中に歯周病菌が入り込み、全身へと流れて行ってしますのです。
さらに、この菌は細胞膜そのものに毒があり、全身の血管をめぐりはじめた歯周病菌は、
あちこちで血栓をつくって血管に付着し、血液の通りを悪くします。
これが心臓に近い冠動脈で起これば心筋梗塞、
脳血管で起これば脳卒中、
腎臓の血管が詰まれば腎不全になります。

また、歯周病は糖尿病や誤嚥性肺炎とも関係する上、
歯周病菌が進み、歯がなくなると認知症になる可能性も高まります。
名古屋大学の調査では、アルツハイマー病患者は健康な高齢者に比べて、
残っている歯の数が平均して3分の1しかありませんでした。
つまり、歯の保有数や治療の有無は、脳の萎縮にも関係することがわかったのです。

ご自身の歯を健康に守ることは、全身の健康を守ることに繋がります。
将来後悔しないためにも、むし歯になってから歯科医院に訪れるのではなく、
定期的に検診を受け、ご自身の口腔状態をよくしていきましょう。

スタッフ一同、皆さんのご来院を心よりお待ちしております。