皆さんこんにちは。
東京都品川区大井町にある大井町駅前歯科クリニック院長の大倉です。
お口をすっきりさせるために、日頃から口臭対策を行っている方も多いと思います。
習慣にさせるとよい3つのことがありますので、ご紹介します。
ぜひ今日から実践してみてください。
習慣①よく噛んで朝ごはんを食べる
口臭は寝起きが最も強くなります。
その主な原因は細菌が発生させるガスです。
こうした細菌を殺菌し、洗い流す重要な役割を担っているのが「だ液」です。
しかし、就寝中はだ液があまり分泌されず、朝になると口の中の細菌が増えてしまい、口臭がひどくなりやすいのです。
こうした口臭に効果的なのが「朝ごはんをしっかり食べる事」です。
そうすることで、だ液がしっかり分泌され、口臭が発生しにくい状態にしてくれます。
とはいえ、朝ごはんをただ食べればいいというわけではなく、その食べ方も重要です。
時間をかけて、よく噛んで食べるように心がけましょう。
よく噛むことで、だ液の分泌が促進され、お口の細菌増殖を抑えることができます。
習慣②フロス・歯間ブラシでケア
歯垢とも呼ばれるプラークですが、これは単なる食べかすではなく、「細菌のかたまり」です。
つまり、プラークを取らずに放っておくと、この細菌が口臭の原因になります。
ですが、単に歯ブラシで磨くだけでは歯の表面のプラークしか取れず、
およそ4割も磨き残しがあります。
そこで重要なのが「フロス・歯間ブラシ」を使ったケアです。
歯ブラシで取り残した「歯と歯の間のプラーク」を取るにはフロス・歯間ブラシが必須です。
毎食後が理想的ですが、就寝前の1日1回でも良いので、日常に取り入れてみてください。
習慣③「歯周病菌のすみか」を定期的に除去
口臭の中でも臭いが強く、しかも一日中におってしまうのが「歯周病菌」による口臭です。
歯周病菌を減らすには、毎日のケアだけでなく、そのすみかとなっている「歯石」を取る必要があります。
この「歯石取り」は口臭を抑えるだけではなく、歯周病の治療と予防になるため、まさに一石二鳥です。
しかし、歯石はご自身では取れませんので、歯科医院で取り除く必要があります。
4か月に1度通院すれば、口臭と歯周病はもちろん、
さまざまな疾患の予防にもつながります。
些細な事でも心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。
みなさんのご来院を心よりお待ちしております。