母と子の歯育て【小児・学童期①】 

皆さんこんにちは。

東京都品川区大井町にある大井町駅前歯科クリニック院長の大倉です。

 

永久歯の歯の芽はあごの中で時間をかけて成長し、6歳くらいになると顔を出し始めます。
最初に生える奥歯の永久歯は、第2乳臼歯の後ろに生えてくる第1大臼歯(6歳臼歯)で、
13歳ごろまで永久歯の生え変わりが続きます。

永久歯の名前と生える時期

 

6歳臼歯を守る

6歳臼歯は噛み合わせの要で、「歯の王様」ともいわれています。
生え始めは歯ぐきが歯に覆いかぶさって、奥に生えていることから、
汚れが付きやすくむし歯になりやすいのです。
6歳臼歯を早期に失うことは、食べる機能にとって大きなダメージになります。
生え始めの永久歯は未熟です。失わないためにもセルフケアや歯科医院での定期検診を必ず受けてください。

 

生え変わり時期の歯みがき

歯の生え変わり時期は乳歯と永久歯が混在するため、歯みがきが難しくなります。
乳歯期用の歯ブラシは毛が短いものが多いため、永久歯の溝に届きにくく、磨き残しが起きやすくなります。
生えたての永久歯に表面は酸に弱く、むし歯になりやすいのです。
より丁寧に磨くことを心がけてください。

ポイント①
歯と歯の間の汚れを落とすための補助として、デンタルフロスを使いましょう。
ゆっくりスライドさせながら歯と歯の間にフロスを入れてください。
歯に沿わせ、上下に数回動かしましょう。歯ぐきに触れないように気を付けてください。
またフロスを使う時は、慣れるまで保護者の方が手伝って行ってください。

ポイント②
生えたての6歳臼歯は、ほかの乳歯より背が低いので、
歯ブラシを口の横方向から入れて磨くと、磨きやすくなります。

ポイント③
6歳以上では、フッ素配合歯磨き剤を、子供用歯ブラシの半分以上のせて、歯みがきを見守りましょう。
ぶくぶくうがいは練習をして、すすぎすぎないように1~2回にとどめます。
歯みがき直後の飲食は、避けるようにします。

ポイント④
自分で磨けるようになっても、まだ大人のチェックが必要です。
保護者みがきは9歳ごろまで続けてください。

 

ご家庭でケアしきれない部分は、当院にて定期的に検診させていただきますので、
日常の不安な点など、なんでもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同、みなさんのご来院を心よりお待ちしております。